98年11月、香港の屋台で等身大ピカチュウに会いました。
TOMYのタグはついてますが、日本では定価7,000円ばかりするところを
1,600円。ちょっと顔のバランスがナニだからとか、そういう理由で
安く流れてきたのだと思われます。
そんな彼ですが自分が世界的にんきものだということを知っています。
しかも中華生まれの(Made in China)香港そだちです。舶来です。
誰も彼を止められません。
「きみたち日本製ぬいは視野がせまいでちよ ふウやれやれでち」
日本行きの機内で音楽をたのしみつつ
パンフレットに目を通すピカチウ様。
「さーびすはまあまあでちね」
機内食のおやつ、どらやきを手に満足げなピカ様。
「ま ピカも日本の味覚に慣れておかないと
いけまちぇんからね」
飛行機酔いをお召しになったピカ様。
ダンナ「ピカチュウのくせに気どるからだ」
「むー むー(−"−)」
新幹線を経験なさるピカ様。
「まっくらでちね つまんない
ピカは寝まちゅ」
来日後さっそくおみやげのお帽子を
ためされるピカ様。
「む なかなかでありまちね」
でもこれはクロエさん家の玄関を守る
パンダ様にプレゼントしました。
旅の疲れも見せず片付けにいそしむピカ様。
「まったくだらしのないご主人でち
ピカがテーブルの上を片付けてあげまち」
がしゃーん。
がしゃーーん。
来日後もつねに自分を高める努力を
おこたらないピカ様。
「うんてんくらいは知っておきたいものでちね
当然のたちなみとちて」
ピカ様は現在も当家の精神的貴族として気高いオーラを放っておられます。